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2012-02-03

幽香りんの百花繚乱『鬼について』

幽香りんの百花繚乱。

唐突に始まった新コーナー。
私は気になったことを調べるのが趣味なので、調べた事を万事書いていくコーナー。
雑学妖怪になりたい貴方、必見です。


さて、第一回目のテーマは節分に因んで『鬼』。
はっじまるよー


さて、まずは由来から。大陸の方から伝わった『鬼』だけど、その意味は『死霊』という様な意味ですわ。
『日本鬼子』もそう言う意味での『鬼』だから、角生えてーという日本人の想像する鬼ではないわね。
で、日本の鬼なんだけど元は隠(オン)という音だったみたい。
そのまま目に見えないモノ、という事なのでしょうね。

ええっと、少々マニアックな話しで恐縮ですが、日本語というのは既にあった読みに文字に漢字を使った言語ですわ。
漢字が伝わったときに、その当時の坊さん達が『この漢字アレ?じゃね?大和で言うアレじゃね?』と推測で嵌めてったものなのです。
何がいいたいかと言うと、鬼という言葉が入ってくる前に『見えなくてコワイアレ(オニorオンと呼ぶ)』を意味する言葉があったというわけですね。

さて、その鬼のイメージなのだけど最古の登場は『出雲風土記』の一つ目の鬼になるみたい。
イメージ以外での『鬼』という字は「鬼神(あしきかみ)」「邪鬼(あしきもの)」「姦鬼(かしましきおに)」と、日本書紀に出てるわね。
恐らく、この鬼と呼ばれたのは朝廷に従わない人達の事だと思われるわ。ただ、同時に神を差してもいるの。
さらに同時に、よく分らないワルイモノもさしていると思われるわ。
蔑称だったり、神だったり、超常的なモノだったり、の総称を鬼と呼んだわけね。
勿論、全部悪い意味でしか使わないわ。

さて、少し時代は飛んで奈良時代。『日本霊異記』では仏教の影響を受けた今イメージできる『地獄の鬼』みたいなのが沢山でてきますわ。
ただ、同時代には鬼を死霊という考えも根強くあったみたいで、どっちの価値観も混ざってるみたいね。
仏教の伝来に伴って、餓鬼や疫鬼という考えも広まったみたい。

平安。たぶん此処から、鬼は『人に害を為す化け物』という考えが主流になるみたい。
『伊勢物語』でもバリバリ食べてます、ぬらりひょんの孫にも出てきた『鬼一口』ですね。
ただ、この鬼一口。喰う現場は見られていません。
駆け落ちした男女が、片方居なくなってしまうという神隠しな出来事を『オニの仕業』と思ったということですね。

さて、鎌倉になるともう鬼の全盛期です。。酒呑童子、茨木童子、戸隠山の女鬼紅葉、鈴鹿山の鬼。
この頃には、もう『目に見えてる』実在する鬼です。
人間ともバトったり、『いい鬼』という今までの概念をひっくり返す強キャラまで出てきます。
だって、いい目に見えない悪いモノってどういうこっちゃ……。天才すぎる。
しかも見えるようになっちゃってるし、隠(オニ)の要素ゼロだよ!。

で、江戸に入ってしまうと『鬼』はもう実在しません。
御伽噺やことわざの常連となり、今わたしたちがイメージする鬼のほぼそのままとなります。
鬼に一体何があった……。

さて、鬼の姿だけど、これは陰陽道の概念が入っていて最も不吉な丑寅というイメージを鬼にかぶせました。
牛の角に、虎のパンツっていう例のアレ。
萃香ちゃんのパンツは虎柄ってわけですね。すばらしい。
余談だけど、丑寅の対角は猿鳥犬。桃も魔よけの象徴で、もう桃太郎は負ける要素無しってくらい対鬼のスペシャリストってわけね。

余談ついでにみんな大好き『鬼ごっこ』
あれ、元は神事ですからね。
鬼ごっこする子供達は、街を守ってくれてるようなモノなのです。すごいね。

さて、駆け足だけどまとめ。
鬼というのは、最初は『ワルイモノ』として始まったのだけど『イイモノ』としての属性を得たわけね。
この二面性は結構他の妖怪とは違う特徴的なことで、鬼というのは退治されたら恩恵を与えるケースが非常に多いの。
金銀財宝だったり、特別な力だったり、そのままストレートに助っ人してくれたりね。
そうなるとどうなるか。
人間と子供を作る鬼も結構な数になるのですわ。
そして、その子供たちというのは不幸になる。
これもまた、鬼の持つ二面性に引っ張られた予定調和の悲劇なのかもしれないわね。
酒呑童子が一番有名かな。

結局、鬼ってなんなんだ?と思う人。
わたしの見解では『和』に入れなかった人の事だと思ってます。
太古から日本は『和』を乱す存在を嫌ってきたのですね。
この『和』という精神、『結界』をひじょーに無意識的に重視する日本人にはとっても大事な精神です。
鬼は、その『結界』を脅かすモノのことでしょう。
そう、例えば面白く読んだのに感想を書かないアナタ!
『鬼』畜の所業と思いませんか?
鬼は現代にもいっぱいいるのです。
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